
AGA治療、内科、消化器内科、胃腸内科、循環器内科
現在、徳島県下にはヘリコバクターピロリ菌に対する専門の外来がほとんどない状態であり、保険診療外の三次除菌、四次除菌、ペニシリンアレルギーの方が、除菌療法が施行できず、放置されていることが多いのが現状です。
当院では、保険診療でみとめられている一次、二次除菌療法とそれ以降の高次の除菌療法の両方を行う専門の外来を設けております。
保険診療でヘリコバクターピロリ菌を除菌希望の方は、原則、内視鏡検査で、現在の感染の状態を把握し、発がんのリスクをスコア化したうえで、除菌療法を開始します。自費診療については、適応となる方(下記)につき、費用等相談のうえ、現時点で除菌率が高いというコンセンサスをえられている方法を選んで、施行します。
2017年10月に新世代内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」の最新型、徳島県内第一号機を導入しました。
当院では、日本内視鏡学会指導医・専門医(1名)、消化器病学会専門医(2名)が、2台の内視鏡システムを必要に応じて使い分けて、
より正確で、より負担の少ない検査を施行しております。
最新の内視鏡機器には、数種の特殊光観察機能が搭載されており、現在では、通常光に加え、特殊光観察を施行することが、
消化器内視鏡の常識となっています。
当院では、2017年10月に
富士フィルムのレーザー光源搭載の新世代内視鏡システム
「LASEREO(レザリオ)」の最新型、徳島県内第一号機を導入しました。
当院の内視鏡システムは、従来使用のオリンパス社内視鏡システム
「EVIS LUCERA ELITE(イーヴィス ルセラ エリート)」と
2台体制となりました。
通常の内視鏡システムでは、照明光として、キセノン光源による白色光が用いられ、白色光を粘膜表面に照らすことにより、
自然な色をモニター上に再現しますが、
光デジタル画像による画像強調を用いた観察では、光の波長を制御することとで、
粘膜表層の毛細血管やわずかな粘膜の肥厚、深部血管などを強調して、映し出します。
このような特殊光を用いた新しい内視鏡観察技術が光デジタルによる画像強調観察技術と呼ばれています。
当院では、これまで、オリンパス社が開発したNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光)観察機能搭載の内視鏡システムを使用しておりましたが、
今回これに加え、世界で初めて照明光としてレーザー光を用いた新世代の内視鏡システムである富士フィルム社のLASEREO(レザリオ)の最新型
徳島県内第一号機を導入しました。
同機の照明光源には、2種類のレーザー光が使用され、従来と同等の白色光観察機能を有し、粘膜表層の微細血管、粘膜表面構造を
高コントラストに描出する狭帯域光観察機能であるBLI(Blue Laser Imaging)を有し、さらにレーザー内視鏡用の新たな画像処理機能として
LCI(Linked Color Imaging)を搭載しています。
短波長狭帯域光観察BLIは、表層血管観察に適した短波長レーザー光を照射して得られる高コントラストな信号に画像処理を行うことによって、血管や表面構造の観察に適した画像を表示します。
赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調し、炎症診断をサポートします。
インフルエンザに罹り、病院を受診して検査をうけたが、発症早期のため陰性の判定となり、翌日の検査を指示され、発熱したまま、つらい夜を過ごして、翌日再検査をうけた経験のある方も多いのではないかと思います。
当院では、インフルエンザ早期診断のため、富士フィルムの開発した富士ドライケム「IMMUNO AG1」を導入しております。 この機器は増感技術により、従来のインフルエンザ抗原検査では判定できなかったウイルス量でも感染が判定でき、個人差はありますが、発症から6時間程度で診断できたという例もあります。
AGAとは、アンドロジェネティックアロペティア(Androgenetic Alopecia)の略で、男性型脱毛症のことであり、男性の薄毛の多くをしめます。
ある年齢から、男性ホルモン(テストステロン)が作用の強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変化するためにおこるといわれています。
当院では、このテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)にかえる酵素である5アルファリダクターゼをブロックする薬剤を使用し、AGAの治療を行っています。同薬剤の日本での使用開始と同時に治療を開始しており、今まで、多くの患者さんが効果を実感されております。
この薬剤は、夢の“毛生え薬”ではなく、男性ホルモンの影響を少なくすることにより、本来、その方がもっている頭髪の力を正常に戻す薬剤であり、年齢等々の要因により、効果に差があるのは当然のことといえます。
ただ、成人男性の薄毛には、少なからず、男性ホルモンの影響があり、大多数の方にある程度の効果があるのが現状です。
当院でのAGAの治療は、あくまで医療機関で行う医療行為であり、また、AGA自体が美容上の問題であり、副作用等身体にリスクがある場合は中止が必要で、また、金銭面等、他の理由での中止も自由です。
ED(イーディー)とは「勃起機能の低下」を意味し、英語で「Erectile Dysfunction」、日本語で「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されます。 当院では、検査で、循環器系(心臓病)等のリスクを除外したうえで、薬物を使用したED治療を行っております。
作用持続時間、効果の強度等々、ライフスタイルに応じた治療薬を処方いたします。お気軽にご相談ください。
尚、心臓疾患等、治療薬を服用することができない方がいらっしゃいますので、あらかじめご了承ください。
直腸と下行結腸は、腹壁に固定されており、
S状結腸は固定されておらず、ブラブラの状態です。
検査時の疼痛は、このS状結腸を伸ばしてしまうか、
伸ばさないかによって、決まるといってもよいほどです。
挿入の際、空気を入れず、ていねいにたたみこんで短縮していく挿入法で、腸を伸ばさないようにゆっくり挿入するため、ループ挿入法とくらべてやや時間がかかることが多いですが、この挿入法は、楽で安全な大腸内視鏡検査を受けてもらうことを重視した方法といえます。
極端に腸の長い方、お腹が狭い方、手術で癒着のある方では、短縮ができない場合はありますが、ループ法に比べ、疼痛自体は、軽減されます。
結局、すべての内視鏡医はこの方法での挿入がベストと考えていますが、技術的に、時間的になかなか難しく、ループ法を施行している現状です。
当院の院長は、長年の経験で、独自の軸保持短縮法を習得し、検査にあたっております。
当院ではこの腹部不快感を軽減するため、炭酸ガスで送気する装置(CO2送気装置)を導入しました。この装置は、大学病院、県立中央病院等々でも用いられているもので、十分な安全性、実績を有しております。
二酸化炭素は非常に水に溶けやすい性質があり、医療現場では、さまざまなところで使用されています。
現在、お腹の手術では腹腔鏡手術が行われるようになりましたが、この腹腔鏡で、お腹を膨らませるのに使用されているのが、安全性の高い二酸化炭素です。
炭酸ガスは空気と比べて腸管から血液に排出されやすく、呼吸により速やかに肺から体外に排出されます。
どちらも検査後の腹部レントゲン写真です。
黒く見えるのが腸内のガスですが、明らかにCO2装置利用の方が、検査後のガスのたまりが少ないのがわかります。